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コラム:第2章 第2話:深海大水族館「ピスケス・ドーム」の秘密
コラム
コラム:第2章 第2話:深海大水族館「ピスケス・ドーム」の秘密
2026年02月12日
リスナーである特別メンバーたちが「Enchantment Under the Sea Dance(魅惑の深海パーティー)」と名付けた、この日のレセプション・パーティーは、
セーラの配信時刻の深夜2時近くまで続いたのですが、体力お化けと言われるラスカルさんも、さすがにちょっと歌い疲れたんじゃないかなと思ってずっと見てたけど、
ラスカルさんは、まったく疲れた素振りを見せず、およそ5時間で50曲のオリジナルソングやカヴァーソングを歌ってくれました。
僕とセーラは、それを特等席で聴くことができたのです。
「ラスカル…さすがに歌い過ぎ…」
「そう?まだ、あと50曲は行けるよ」
「マルちゃんが、ここの水族館に行きたいって言ったから来たのよ。あなたの配信が終わらないと、マルちゃんがログアウトできないでしょ」
「マルコくんも、もっと聴きたいよね。あたしの歌」
「えっと、この後、セーラさんの配信があるから…」
「う~ん、そうかぁそれならしょうがないね…じゃ、配信するなら、この会場使っていいよ」
翌朝、目覚める直前に見た夢に現れた猫の姿…その姿や雰囲気は僕にどこか似ているようで、でも一度も出会ったことがない猫でした。
耳が折れたスコティッシュフォールドであることが決定的に違っていました。
奇妙なのは、その夢の中の猫が目が覚めた後もずっと僕の脳裏に残り続けたことでした。
(昨日もASPSには実装されていないはずのギフトエフェクトが現れた気がしたけど…まさか夢の中まで…」
「やっほー、ピスケス・ドームの案内人が来ましたよ」
ホテルのドアがノックされ、ラスカルさんの声が耳に響いたので、枕元に置いたスマホのドアロック解除のアイコンをタップして、ラスカルさんを招き入れました。
「おはようございます」
「うん、おはよう。マルコくん…セーラは?」
深夜3時まで、セーラさんの配信に付き合ってくれたラスカルさんは、今朝も相変わらずめちゃくちゃ元気なのです。
「……セーラなら、ブルーとイエローに囲まれてまだ夢の中ですよ。昨夜の配信、アーカイブの処理に手間取ったらしくて」 僕が答えると、ラスカルさんは「相変わらず完璧主義ねぇ」と笑いながら、僕を抱き上げてホテルの窓際に立ちました。
窓の外には、巨大な透明な球体——「ピスケス・ドーム」が深海の闇の中に浮かんでいます。 「あそこはね、ただの魚の展示場じゃないの。銀河中の『忘れ去られた記憶』が、魚の姿を借りて泳いでいる場所なのよ」
ようやく起き出してきたセーラさんと、眠い目をこすっているアシスタントたちを連れて、僕たちは専用の高速エレベーターでドームの最深部へと向かいました。 水深が深くなるにつれ、セーラさんの持ち歩くタブレットが「ピッ、ピッ」と奇妙な電子音を立て始めます。
「……おかしいわ。ノイズじゃない。これは……もっと規則的な、古い通信プロトコルだわ」 セーラさんの表情が、プロの顔に切り替わります。 「レッド、スキャンを開始して。昨日のASPSのバグと、この場所の周波数が一致している可能性があるわ」
ドームの最深部に到着すると、そこには不思議な光景が広がっていました。 巨大な水槽の中、色とりどりの魚たちに混じって、セピア色に光る**「本のページ」**のような欠片が、幾千もひらひらと舞っていたのです。 それは、まるで水中にある巨大な図書館のようでした。
「あれが……『時のアーカイブ』の断片……?」
僕が呟いた瞬間、水槽のガラスの向こう側に、一瞬だけあの夢の中のスコティッシュフォールドの影が映りました。 「マルちゃん、あそこを見て!」 ホワイトが指差す先。魚たちが描き出す渦の中心に、古い西洋の街角のような景色が、蜃気楼のように揺らめいていました。
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