コラム


コラム:011:矢が放たれたあと、空に線が


2025年12月01日
矢が放たれたあと、空に線が残るわけではない。
見える景色は何も変わらない。
それでも、放った意識はあなたの中を通り抜け、その余韻だけが静かに残る。
その余韻は、時として“気づき”となる。
時として“勇気”になり、
時として“諦めの清さ”にもなる。
いてざの物語は、煌びやかな英雄譚ではない。
もっと静かで、もっと普遍的な——
誰の心にも、どの時代にも宿り続ける意識の動きそのものだ。
だから主人公はいない。
特定の出来事も、名前もいらない。
あるのはただ、「空を見上げる意識」であり、
その意識を持つあなたの深層に、生まれ続ける問いの矢があるだけだ。

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